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川越高校吹奏楽部の運営する日記です。部員たちが暇を見つけては更新しています。部活への熱い思いがいっぱいです。
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ウィンターコンサートが終わった。

言葉では言い表せないぐらい密度の濃い時間を過ごせただろうか?

今まで積み重ねてきたものを出し切れただろうか?

達成感を味わえただろうか?

こんな問いを自分にぶつけてみる。
僕自身としての答えは否だ。
少しの物足りなさから否、と言ってしまうのは欲張りなのだろうか。
完璧なんてありえないのだけれど。


毎回思うことだが、演奏会本番はアッという間に過ぎる。
悲しいぐらいに時間は待ってはくれない。
当たり前だが練習時間のほうが本番の何倍もあるのだから本番が短く感じてもしょうがない。
楽しみな本番が一瞬に感じられる。
皮肉なものだ。

今回の演奏会は準備の段階から、いろいろなことがあり苦労した。
人数が例年に比べ極端に少ない二年生は仕事のかけ持ちは当たり前の用意なっていた。
選曲も難航し、放課後を目いっぱい使い何とか曲を決めたりもした。
企画を一から練り直したものもあったようだ。
そんな状況でも協力しあい今日のこの日本番を迎えることができた。
そんな協力し合える仲間がいる吹奏楽部にいれたことを誇りに思う。

さて、個人的に本番で感じたことを書こう。

今日はリハーサルから始まった。
前の日からの続きだ。
二部調整、一部・三部の通しリハをやり、本番を迎える。
だんだんと本番が近づくにつれ、空気感も変わっていった。

本番、開演のブザーが鳴り、緞帳が上がり始める。
客席には思っていた以上にお客さんがいて驚いた。
やはり、客席に多くのお客さんがいれば演奏する側もそれに答えたくなるものだなぁ、とステージの上で感じた。

二年生メインで演奏した風の舞が一番緊張した。
あっという間に最後の曲になった。
OBの先輩方と一体となった演奏ができたと思っている。

二部は思い出したくないので、省略させてもらいます。
決して悪かったわけではないですよ。

三部、演奏会もここまで来ると嫌でも終わりを意識してしまう。
演出もあり気の抜けない曲ばかり、曲の楽しさを全力で表現しようと思った。
最後の一音まで気持ちを込めて演奏し切れたと思う。

こんな感じの一日だった。

今パソコンを前にしてこの記事を書いている時も、あぁ、終わってしまったんだなと感じる。
前にも書いたが、「早すぎる」と何度も口にしたくなる。


ここで謝辞を述べたい。
今回の演奏会を行うに当たり両の手では到底数えきれないくらいの方々にご協力をいただけましたこと、
多くの方々お脚をお運びいただいたこと、
大きな大きな拍手を何度もいただいたこと、
とまだまだ有り数えきれませんが、心よりの感謝をここに記したいと思います。
本当にありがとうございました。


さてさて、長文になってしまいました。
途中何を言いたいんだ、と思われたかもしれませんが、今の自分の生の気持ちを思い浮かんだ順に書いたら、こんな風になってしまいました。
我が吹奏楽部はまたすぐ本番がやってきます。
大忙しです。
ですが、強いてくださる方々に最高の演奏をお聞かせできるよう日々努力をしておりますので、
今後ともよろしくお願いいたします。

それでは今日はこの辺で、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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